2012年01月07日

僕のヒーロー。

録画しておいたスティーブ・ジョブズのドキュメンタリ番組を見る。
NHK-BSにて二夜連続で放送された。
一回目はいわゆるジョブズのドキュメンタリー。
出生から起業、数々の製品の開発、その舞台裏や裏話などで構成されたもの。
面白かったですが、新しい情報はそれほどなく僕が知っている範囲の内容だったので、「うん、そうだね。」くらいの感想。
50分番組だったので、そつなくコンパクトにまとまってるのでしばらく保存しておこう。

二回目の回は結構面白かった。
二回目は、2005年にジョブズがスタンフォード大学の卒業式に卒業生に向けてスピーチをしたのですが(このスピーチも名スピーチとして伝説となっている)、その時卒業生としてスピーチを聴いた人達のその後を追ったというもの。
2001年にアメリカ同時多発テロ。
2003年にイラク戦争。
サブプライムローン問題やそれに端を発する2008年のリーマン・ショックなど、2005年前後のアメリカは激動の時期でした。
今は格差是正を求めて若者がデモを行なっている、Occupy Wall Streetがありますね。
そんな中、あの伝説のスピーチを聞いた卒業生達がその後、どんな人生を辿っているのか、というもの。

話としては、スタンフォードという名門を卒業し、希望の業界に就職出来たものの、会社からリストラされてしまったり、仕事の内容に疑問を感じるようになり自ら仕事を止めた人など様々で、人生に悪戦苦闘する中、ジョブズのスピーチがとても大きな影響を及ぼしている、みたいな内容。
アメリカにも日本みたいに良い大学を出て一流企業に就職することが幸せな人生を送るための方法だという価値観があるらしい。
でも、アメリカも今は経済がガタガタでウォール街でデモが行われる始末だからね。
名門大学を出たというだけで人生バラ色とはいかないみたい。
アメリカの若者も大変そうだ。

ドキュメンタリの本編とは別に、番組を見ていて改めて感じたのは、ジョブズのスピーチはやはり素晴らしい。
15分程度の長さで、予め論点は3つあるということを告げ、最後は有名すぎるあの一言で締める。
ジョブズは交渉やプレゼンの名手としても有名だったけど、やはり話をすることで人の心を掴むことが出来る人だ。
長くなるのでここでスピーチの詳細を解説することはしないが、直感を信じて行動すること、素晴らしいと信じられる仕事に取り組むこと、それが見つけていないのであれば探し続けるべきであること、死を意識することで人生において真に必要なものが判るということなどはとても良い言葉だと思いました。
「もし今日が自分の人生の最期の日だとしたら、今日やろうとしていることを本当にやりたいだろうか?」
自分の心に正直に生きるべきなんだろうね、やっぱり。

そして、あの有名すぎる最後の一言。
「Stay hungry、Stay foolish(貪欲であれ、愚かであれ)」
ジョブズはこの言葉を卒業生達へのはなむけの言葉として送りましたが、彼は常に自分自身もそうありたいと願っていると言っていました。

Stay hungry、Stay foolish

僕が尊敬する稀代のカリスマは、賢くあれとも正しくあれとも言わなかった。
そんな男が世界を変えた。
最高だ。
最高に格好良い。


今、日本もとても大変な時代を迎えている。
経済は疲弊し、社会システムは機能不全に陥り、政治家にも期待出来ない。
そんな中、今年新成人を迎える若者にアンケートを取ったところ、将来なりたい職業の第1位が公務員だそうだ。
公務員・・・。
冒険する気も世界を変える気も無いのね・・・。
本当にそれでいいのだろうか?
現行のシステムで、この先20年30年ってやっていけると思っているのだろうか・・・。

日本にもジョブズみたいな人が必要だ。
日本には、ジョブズが足りない。

スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕つき
http://bit.ly/nxnk7K


posted by daemonjob at 23:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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