2008年08月03日

押井守最新作「スカイ・クロラ」を観ました。

sky_crawlers.jpg

昨日ですけど、押井守監督の最新作「スカイ・クロラ」を観て来ました。
映画の存在を知ったのはもう一年半くらい前になるでしょうか。
待望の封切りを迎え、早速観に行ってきました。

待った甲斐がありました。
でも、上手く言葉になりません。
単純に面白かったという感じでもないし、良い映画だったというのも違うし…。
この「言葉にならない」ということがとても貴重で意味のあることだと思います。
そして、痛く切ない物語でした。
生きるってこういうことなのかな、という感想を持ちました。

結構原作に近い仕上がりになっていると感じました。
全く同じではなく、映画独自の脚本にはなってますけど。
前半のゆっくりと時間が進む場面はなかなか無いんじゃないでしょうか。
普通は次から次へ場面が展開していって、観客を飽きさせないようにするものですけど。
何も無い、平凡な日常が時間をかけてゆっくりと描かれています。
戦闘シーンはとても迫力がありました。
今までに観た事がないような戦闘シーンでした。
3Dとセル画と実写が混ざったような独特の質感ある映像でした。
そうそう、日常のシーンは2Dのいわゆるアニメーション的な質感で、戦闘シーンになると3Dになるんですよね。
違いがハッキリ出ていて、演出として意図的にやっているというのが面白いと感じました。
普通は相容れない画質のものを両方使おうとはしませんけどね。
空中は3D地上は2Dという違いが面白かったです。
こういう使いかたもあるのか、と思いました。
あとは音がとても良かったです。
前にも書きましたが、押井監督は音や音楽をとても大切に考えている監督なので、効果音やサウンドトラック、主題歌も見どころ(聴きどころ)です。
「攻殻2.0」同様、ルーカスのスカイウォーカーサウンドでの音作りがされています。
正確に言うとスカイ・クロラのほうが攻殻2.0より先に音響の作業をしたのですけど。

映画のテーマやメッセージなどはこれからゆっくりと考えていくことになるのでしょう。
一回観ただけで終わりっていう映画ではないので。
観たばかりの今はあまり語れない。
正月にみたニコラス・ケイジのナショナルトレジャーはひっくり返るくらい詰まらなかった(というか、もうコテコテのハリウッドって感じだった)のですが、やはり才能ある監督が作る作品は違います。
posted by daemonjob at 22:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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