2009年01月04日

森博嗣先生。

天気の良い日曜日。
特に何もなく、午後から近所のヨーカドーへ散歩がてら買い物へ行ったくらい。
お正月最後の休みとあってか、凄い混雑でした。

特に何もない一日だったのですが、ちょっとした節目を迎えました。
去年、押井守監督によって映画化された「スカイ・クロラ」の原作者としてもお馴染みの、僕が尊敬する作家の森博嗣先生のブログが今日で終了しました。
森先生は、今後一切ウェブ上のでブログや近況報告などは行わないことを以前から宣言されていて、今日その日を迎えたのです。

森博嗣先生は1996年「すべてがFになる」で第一回メフィスト賞を受賞。
これにより作家デビュー。
そして、その年の8月からインターネット上で日記を公開。
年代から察しがつくと思いますが、当時、まだインターネット自体がマイナなメディアであり、作家がオフィシャルサイトを立ち上げたりネット上で日記を公開することはとても珍しいことでした。
森先生は作家デビューされる前は、名古屋大学の工学部の助教授されていました。
先生の主な研究はコンピュータを使った数値解析で、パソコンやITに造詣が深く、それがネット上での活動に結びついたのだと思います。

もう忘れてしまいましたが、僕が森先生のファンになったのは99年の終わりから2000年の初頭の頃だったと思います。
仲の良い従兄弟から勧められて、デビュー作の「すべてがFになる」を読んだのがきっかけでした。
「F」が結構面白かったので、続いて二作目の「冷たい密室と博士たち」をすぐに最寄りの書店で購入。
その後読むのが止まらなくなり、2週間くらいで初期のS&Mシリーズ10作を一気に読んでしまいました。

僕がインターネットを始めたのは99年の5月の末ことです。
ネットを始めてまもなくして、森先生のオフィシャルサイトの存在を知り、そこで書かれていた日記を読むのが僕の日課になりました。
途中、日記の公開は中断され、ファンクラブ限定の小さな近況報告に変わったり、週に一回の連載になったりと形が変わったものの、僕は先生の日記の存在を知ってから今日まで、ほぼ毎日森先生の書かれた文章を読んできました。
毎日更新される新たな文章を、毎日読んできました。
それが今日、終わりを迎えたのです。

森先生との出会いは、僕の人生の一つの転機になりました。
とても多くの影響を受けています。
まだ小説やエッセイなどの執筆はされるので、先生曰く普通の作家に戻るだけだ、ということですが、前述の通り、この8〜9年くらいの間、先生が書かれる新たな文章を毎日欠かさず読んできた僕としては、一つの節目を迎えたという気分です。

始まりがあれば終わりがあるわけで、少し寂しい気持ちですが、来るべきものが来ただけなので、心を新たにこの2009年を過ごしていきたいと思います。

ちなにみ、僕が日記を書く際、例えば”メンバ”や”ナンバ”、”メジャ”などの表記はJIS規格で定められた表記で、3文字以上で元の英語の最後が”er”または"or"で終わるものには”ー”は付けないという決まりがあります。
このことを知ったのは森先生の文章からでした。
posted by daemonjob at 23:06| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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