2009年08月04日

ATAK × raster-noton @ meconopsis 。

menocopsis.jpg

先週の土曜日に音楽家渋谷慶一郎氏とraster-notonからのリリースなどでお馴染みのpomassl(ポマスル)とのコラボレーションによるイベントがありました。
場所は神宮前のmenocopsis。

これがなんとも急な話だったようで…。
pomasslから渋谷氏に東京に行くというメールがあったのが7/23のことだったそうです。
何かやらないかという話になったのが7/28とのこと。
そして8/1にイベント決行という何とも無謀な行動に出ました。
これがアマチュアとか趣味の人ならまだしも、渋谷氏もpomasslもプロでありこのジャンルでは一流の人達なので異例中の異例のことだと思います。
渋谷氏のブログを読んでいるので、この無謀でアクティブな試みをリアルタイムでモニタしていました。
渋谷氏は9月にピアノソロアルバムをリリース予定。
しばらくコンピュータでのパフォーマンスはやらないそうなので、観られる時に観ておきたいと思いイベントに行くことにしました。
それに、何と言ってもこんな無謀なことを、しかもプロのミュージシャンが決行するというのもネットがあるからこそ出来ることなので、昔ではとても考えられないことが現に実行されようとしていることにも面白さを感じたというのもあります。

当日は21時開場でパフォーマンスは22時頃行う予定だと渋谷氏のブログにありました。
2時間〜3時間のセットを予定しているとあったので、終わるのは深夜になります。
これでは家に帰れないのでGoogle Mapなどを駆使して会場付近にあるビジネスホテルを検索。
やや距離があるものの安くて適当なホテルを見つけたので、そこで一泊することにしました。
初めて行く所でしたが、iPhoneのGPSを使ったので迷うことなくホテルに辿り着きました。
iPhoneのGPSは本当に使い易いです。
これだけでもiPhoneを使う価値があるのでないかと思える程です。
今回は使いませんでしたが、Google Street viewにも対応してます。

当日は19時にホテルにチェックインしてシャワーを浴びて少し休憩を取り20時半頃外出。
iPhoneのMapを使って晩御飯が食べられそうな場所を検索。
近くにデニーズがあることが判ったのでそこに決定。
適当に食事を済ませてイベント会場へ。
21時40分頃に到着。
あまりに急なことだったせいか、お客さんは極少数。
20人程度だったでしょうか。
会場になったmenocopsisiも靴は脱いで中に入り一般住宅のリビング程度の広さなので、ほとんどホームパーティといった様相でした。
あまりのアットホームな雰囲気に若干の入りづらさを感じましたが、こんなプライベートな雰囲気で最先端の音楽を堪能出来るとはなんて贅沢なんだろうと思い嬉しかったです。

ライブは予定より大幅に遅れて22時半を過ぎたころにようやくスタート。
今回は渋谷氏のライブとしては珍しく、しっかりとしたビートのある音楽をやりました。
pomasslがビートのある音を出し渋谷氏がその上に彼独特の電子音を乗せていました。
テクノ系の音楽で持続音が使われることはあまりないので、新鮮で面白い音楽だと思いました。
渋谷氏もそのことに興味があったらしく、後のブログに”グリッドのあるリズムに僕のグリッドのない音が被さるとどうなるか、というのを試してみたかったというのもある。”と綴っていました。
僕もミニマル/クリック系の新たな可能性としてアリなのではないかと興味深く聴いていました。
来場者が少なく小さい会場でのライブだったものの、pomasslはハイテンションで面白かったです。
ヘッドフォンを振り回したり、ケーブルのプラグ部分を舐めたり手で掴んだりしてノイズを出し、その音で音楽を作るという大胆なパフォーマンスをやってくれました。
途中でpomasslと渋谷氏が交互にソロを展開するなどサービス旺盛なライブを観せてくれました。
ライブは2時間程で終了。
渋谷氏のライブは普段は40分くらいなので、いつもより長いライブでした。
才能ある二人の音楽家による、上質で高密度の電子音をたっぷり堪能出来たので良かったです。
CDも良いですが、やっぱり生は違います。
電子音楽で”生”っていうのもなんですが…。

さてさて、今回はとても面白いイベントでした。
とにかく、こんなアクティブなイベントも珍しい。
イベント開催のきっかけから実行まで1週間ちょっとという異例の短期決戦で、しかもそれがネットで逐一報告され第三者が成り行きを見守るという、今という時代だからこそのイベントだったのではないかと思います。
東京という場所、ネットという技術があってのことだと思うので、今回は貴重な経験でした。
工夫次第で、今は面白いことが出来る時代だと再確認しました。
音楽業界は不況ですが、音楽そのものは確実に面白くなっている。
決して悲観する必要はありません。
個人でもアマチュアでも出来ることは沢山ある時代です。
新たな可能性に期待したいです。
posted by daemonjob at 23:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。